「いま思ったんだけどよ、
この月夜に輝く星ってなんか地味じゃねぇか?」
「お、おまっ!お前はいきなり何を言いいだすんじゃ!?」
「いや実際地味だろ。もう否定しようがないくらいに。
このグレーっぽい配色のサイトデザインからして地味だわ」
「まぁ確かに地味だよな、花がないよな。
やってることも小説だけで地味だしな」
「とは言ってもジミィ氏に華やかさを求めるのは酷でしょう。
ここはジミィだけに地味ぃってことで勘弁してやりましょうよ」
(なに言ってるんだこいつ……)
(ギャグのつもりか? ……つまんねぇ)
(…………)
「な、なんです!?
その否定的な眼差しの視線は!?」
「いや、それよりも華やかさを演出するにはやはり美少女だ
ここはひとつ著名なゲストでも呼んでだな、場を華やかに――」
「著名なゲストねぇ、誰か知り合いでもいるわけ?」
「あぁ、じゃあ早速紹介するぜ。
入ってきていいっすよ!」
「こんにちは皆さん」
「……!?」
「……!?
ちょ……これあれじゃねぇか!
ゲーム作る企画でジミィが描いた絵じゃねぇか!
「まぁ、奴にはアイコンとか作れるスキルないしな。
使い回しといってゲーム業界などではよくあることだ」
「4は使いまわしすぎですけどね」
「飛行船がボスってありえねぇよな」
「とにかく彼女はゲストなんだから丁重に扱ってくれよ」
「……はぁ、そんで彼女の名前は?」
「この場ではRとしてやってくれ」
「なんかメチャメチャ一発キャラっぽい扱いですね……」
「というかこれのどこが美少女なんだよ!
おかしいだろ! どう目が腐ってもこれは美少女じゃねぇよ!
っていうかひでぇなオイ! 人間とかそういうレベルじゃねぇだろ!」
「まぁ、モッコスみたいなもんだと思ってくれ。
本来は可愛いんだが描いた奴のせいで……!
あ、ちなみに性格はツンデレだそうだ」
「ツンデレだと……?」
「ツンデレとは、「生意気な態度が、あるきっかけで急にしおらしくなる」
あるいは「本心では好意を寄せていながら天邪鬼に接してしまう」という様子を言う」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
「あー、模範的な解説ありがとさん。
そんで? こいつがそのツンデレなのか?」
「おいお前、タバコ買ってこいや」
「え、あの、わし?」
「オメェ以外に誰がいるんだよ、
ほらこの金で買ってこいつってんだよ!」
「い、痛い! お金は投げんでください!
「しかし、これはツンデレというよりスケバンというのでは……?」
「い、いやあれですよ!
好きな相手に対してついついそっけない態度をとってしまうっていう」
「俺には好きな素振りなんて微塵も見えんが……」
「……!(やべ、本番中やったのに素が出てもうたわ!)
い、いや、そうや! ホントはうちあいつの事がめっちゃ好きやねん」
(関西弁!?)
「だがなぁ、お前にとってジミィはいわば産みの親。
それを好きになるというのは世間的にまずいんじゃないか?」
「そんなんはどうせ2次元だし大丈夫だろ、気にすんなよ。
エ○ゲーじゃよくある展開じゃないか」
「ねぇよ、ってかねぇよ」
「うがーーーーーーーッ!?」
「……!?」
「……!?」
「ど、どうした、ジミィ!?」
「あ、ありのまま起こったことを話すぜ。
わしはWikiのツンデレの下のほうにあったツンデレ度チェックをやった
そしたらな、そしたらなぁ! 性格が冷たい人いわれたんじゃーーッ!」
「…………」
「ちなみにキャラでいうとCROSS†CHANNELの佐倉霧らしいね、
これはちょっぴり嬉しい」
「誰っすかそれ」
「知らん人はググってくれ」
「まぁ、これを機会にジミィ氏も人の心を取り戻すことですね」
「こ……こけにしおって…
人の心の温かさだとか便所のネズミのクソにも匹敵する
そのくだらない考えが命取りよッ!
過程や……方法なぞどうでもよいのだァーーッ!」
「ぬぅぅっ!」
「どうだこの目潰しは! 勝った! 死ねィ!」
「オラァッ!
オラオラオラオラオラオラオラァ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
「…………」
「……どうします?」
「ジョジョごっこやらせとけよ、もうめんどくせぇ
スタッフさん、収録これでいいっすよね?」
「…………。
OKだそうです……」
「じゃあイタリアンでも食いにいかね?
新しい店が近所に出来たんだよね」
「……まさか、そこの店長はトニオとかいいませんよね」
「あれ、何で知ってるんだ?」
ゴゴゴゴゴゴゴ……
TO BE CONINUED......
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