「やぁ、みんな、僕のことは憶えてるかい?」
「……憶えてないでしょう、たぶん。
私たちがトップを飾ってたのはほんの一ヶ月くらいなんですから」
「そもそも……ここマイナーなサイトだし……」
「まぁ、いいじゃないの。私たちもこうして復帰できたわけだしね」
「あぁ、そうだな……
ん……なんだ……?こ……このプレッシャー!」
「まさか……ジミィ・ティッケル!?」
「いやー、久しぶりじゃのー、こうして集まるのも
まったく、急にリストラとはひどい話じゃ」
「改装したとたんに僕らはポイですからね、ホントにひどい話ですよ。
……ってリストラしたのはあんただろ!
なにさらっと責任逃れしてるんですか!」
「いや、実際のところ原因はお前らの不人気じゃったからな。
今回も不人気なら容赦なく打ち切るので覚悟しておけよ」
「な……正気か!?」
「まぁ、とはいえ今日のメインは挨拶じゃからな、
業務連絡もこれくらいにしておこう」
「とにかく、これからもよろしくということですね」
「そう……ね」
「あぁ、ファンあってのこの業界だからな」
「ま、正論ではあるわね」
「というわけで、皆様これからもよろしく頼みます
オチはないですが、まぁ挨拶なんでそこは勘弁してください」
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