さぁ、いつも通り小説の練習のために3題話しをやってみよう!
さっそく今日のお題をチョイス、さて、どんなのかな?
微笑み
勇気ある者
伝説の武具
あ、ちょっといい感じかも。
ある村に村人がいた。
というか、村に住んでいる人はみんな村人である。
村人は農作業をして暮らしをしていた。
鋼鉄の機械などなかった。手作業で作物を作り、王に献上し、暮らしていた。
村人たちはそれほど裕福な生活ではなかったが、幸福だった。村には微笑が絶えなかった。
あるとき、魔王が来た。
魔王は強かった。王様のけしかけた勇者のパーティもあえなく死んだ。
ひのきの棒と布製の服、あと日本円で約10000円しかくれないで魔王を倒すなんて、
どう考えても無理に決まっていた。ひどい王様だった。
とうとう王様は逃げ出した。
そうなると統治はめちゃくちゃになり、領土は奪い合いとなった。
待っていたとばかりに何人かの領主は領地を蹂躙した。が、結局魔王の手下に殺された。
農民はそんな争いには参加せず、せっせと作物を育てた。
いつも通りの生活だった。あるオジさんも言っていた。
「勇気とは怖さを知ることッ!恐怖を我が物とすることじゃあッ!!」
武器などいらない、我々には勇気があるのだ、魔王を倒そう!
そう、最強の武具は我々であり、勇気だ!!
そして魔王はついに村人に殺され死んだ。
村人がそこまで強かったわけでもないが、暴力的な数を集め、魔王城に押し入ったのである。
入り口から前線の兵までの完璧なる補給線。休ませる暇も与えない人員の投入。
これは魔王じゃなくても「ヒドイ!」と言いたくなる。
こうして村人は力をあわせればどんなことも為し得ることを知り、徒党を組み始める。
それが今の労働組合の始まりとなったことは、そこから容易に知れよう。
帝国暦30XX年、秘伝書第2章第6節より引用。
前回のあらすじ
「ヒット数(すうじ)がとれなければ番組を打ち切る」
「なにぃぃぃ!?」
「くそっ、どうすりゃいいんだ……
こんなローカルコンテンツのヒット数(すうじ)を伸ばすなんて
モヒカンがケンシロウに勝つくらい無理だぜ」
「みんな考えろ、考えるんだ!」
「……聞いてください、みなさん!」
「どうした!? なにかいいアイデアでもあるのか!」
「僕が思うにこのサイトのヒット数(すうじ)が伸びないのは、
ぶっちゃけぜんぜん萌えないからです!やはり時代は萌えです
ここで皆さんの萌えキャラ化をはかってイメチェン!
一新されたルックスで新たな客層を開拓です!!」
「萌え……だと……」
「秘伝書にはメイドカフェという伝説の飲食店の存在も記されており、
そいつらはビルゲイツを凌ぐ巨万の富を得たそうです!
つまり重要なのはメイドです!だからみんなで巫女服を着なさい!」
「……仕方ねぇ、恥ずかしいが存続の為だ! あたいが一肌脱ぐぜ!」
「よくいったぜサクラ!
あんた漢だよ!ほんまもんの漢だよッ!!」
「これで番組も安泰ですね、ヒット数(すうじ)もぐんぐん伸びるでしょう
ふっ、完璧な計画です……」
「でも、顔しか出ないんだから、なに着てもわからないんじゃ……」
「!?」
「そ……そういえば!?」
「確かに……!」
「ちくしょうッ! どうすりゃいいんだ!!」
「逆に考えるんだライッ!
こう考えるんだ、打ち切られてもいいさと考えるんだ!」
「そんなのは無理ってもんだぜ!
この怒り! まさにチャイニーズ・デストロイ!
こうなったら奴の家に殴りこみに行ってやる!」
「よし! 俺も行くぜ!!」
「僕も行きましょう!!」
このあと果たしてどうなったのか
次回へ続く……わけがなかった。
「ったくよ~、ふざけやがって!」
「どうしたんだ、ライ」
「俺の好きなアニメ(おじゃ魔女)の再放送が正月特番で潰れたんだよ
ふざけやがって!いつもこれだ!
そして野球が始まったら延長にびくびくする日々がまた来るんだよ!
「まぁ確かにな、だけど仕方がないだろう
それが大人の事情というヤツだ」
「そういえば、皆さんは今年の正月どう過ごしましたか?
私は買い溜めしてたゲームを消化してましたが……」
「俺はそうだな、なんだろ。ダラダラしてた
カップめんの大安売りに出かけて、あとダラダラしてた」
「俺はDVDを見てたよ。
いや、最高だったメル・ギブソン!やっぱり銃はベレッタだよな!」
「正月のことじゃないが、ディズニーランドでジョジョ立ちした」
「柿の種を飲み物飲まないで何袋食べられるかチャレンジしてみた…」
「はは、皆さんそれなりに楽しめたようで」
「ところで話は変わるが……
マ○クのハンバーガーにミミズの肉が入ってるってのは本当なのか?」
「――駄目だ、ライ!
その話題を出しちゃあ、あの御方にやられるぞ!」
「うわぁぁぁぁぁ!?」
「あぁ!?ライが赤くて黄色くてピエロっぽい人にやられたッ!?」
「……正月からテンション高い人たちですね」
昔は――
小学生の頃は、ゲームは高価だった。
お小遣いは月に700円程度で、お年玉でももらわなきゃゲームは買えなかった。
だから、ゲームを買うという行為は、当時の僕にとっては
マイホームを選ぶくらい慎重だった。
だからお店でパッケージを手にとっても、
「本当にこれでいいのか」頭にそうよぎる。
そのたび僕は自分の判断を信じてきた。
出会いに必要なのは積極性だ。クロノにも、マリオにも、そうして出会ってきた。
いま、ゲームはそれほど高価なものじゃない。
語弊があるかもしれないが、買おうと思えばソフトの一本や二本、ポンと買える。
だけど、そこまでして欲しいゲームがない。
僕は、ゲームはある種の行き詰まりになってしまったんじゃないかと思う。
PS2辺りから新ジャンルというのを聞かなくなった。
RPG、シミュレーション、アドベンチャー、ノベルゲーム、アクション…
発売されたのはどれも、当たり障りのない王道的なジャンルばかりだった。
そういう意味で、ニンテンドーのWiiは楽しみだ。
コントローラーという概念を捨て去った、ゲームへの原点回帰なのだろう。
……と、うだうだ語らせてもらいましたが、結局管理人はゲームが好きなのです。
今年もよりよいゲーム業界の発展を心から願っております。
それは、昼ごろになんとなくメールチェックしていた時だった。
ネット通販の大手、アマゾンからおすすめ商品の紹介のメールが来たのだ。
どうやら今まで買った商品からおすすめなのを紹介してくれるらしい。
それをなんとなく開くと、ビックリ。
埋め尽くさんばかりのハルヒハルヒハルヒのDVDの紹介!
あとKanonのDVD(今やってるほう)とうたわれるものというPS2のゲームも。
Kanonは買ったCDと関連あるからなんとなく納得なんですが、
ハルヒとうたわれるものはやっぱり関係ないなと思いました。
それにしてもハルヒは半年過ぎても限定版を売ってるって、
それ全然限定じゃないって。
あと、うたわれるものは発売2ヵ月後なのに初回限定版が40%オフという
年末サービスなのか人気がないからなのかよくわからない値段設定。
公式サイトも見てみたけど、登場人物紹介のなかで
主人公だけイラストのタッチが違いすぎるのがも気になってしょうがない。
主人公はスタッフにでも嫌われてるのだろうか。
とりあえず思ったことは、どう考えてもハルヒは僕の買ったCDとは関係ない。