前回のあらすじ
「ヒット数(すうじ)がとれなければ番組を打ち切る」
「なにぃぃぃ!?」
「くそっ、どうすりゃいいんだ……
こんなローカルコンテンツのヒット数(すうじ)を伸ばすなんて
モヒカンがケンシロウに勝つくらい無理だぜ」
「みんな考えろ、考えるんだ!」
「……聞いてください、みなさん!」
「どうした!? なにかいいアイデアでもあるのか!」
「僕が思うにこのサイトのヒット数(すうじ)が伸びないのは、
ぶっちゃけぜんぜん萌えないからです!やはり時代は萌えです
ここで皆さんの萌えキャラ化をはかってイメチェン!
一新されたルックスで新たな客層を開拓です!!」
「萌え……だと……」
「秘伝書にはメイドカフェという伝説の飲食店の存在も記されており、
そいつらはビルゲイツを凌ぐ巨万の富を得たそうです!
つまり重要なのはメイドです!だからみんなで巫女服を着なさい!」
「……仕方ねぇ、恥ずかしいが存続の為だ! あたいが一肌脱ぐぜ!」
「よくいったぜサクラ!
あんた漢だよ!ほんまもんの漢だよッ!!」
「これで番組も安泰ですね、ヒット数(すうじ)もぐんぐん伸びるでしょう
ふっ、完璧な計画です……」
「でも、顔しか出ないんだから、なに着てもわからないんじゃ……」
「!?」
「そ……そういえば!?」
「確かに……!」
「ちくしょうッ! どうすりゃいいんだ!!」
「逆に考えるんだライッ!
こう考えるんだ、打ち切られてもいいさと考えるんだ!」
「そんなのは無理ってもんだぜ!
この怒り! まさにチャイニーズ・デストロイ!
こうなったら奴の家に殴りこみに行ってやる!」
「よし! 俺も行くぜ!!」
「僕も行きましょう!!」
このあと果たしてどうなったのか
次回へ続く……わけがなかった。
PR
トラックバック
トラックバックURL: