さいきん、帰りがけにイルミネーションをちらほら見かけるんですよ。
ごく普通の一軒家からちかちかといろんな色の豆電球のような光が明滅してる。
このイルミネーションってやつ、僕は結構好きでして。
冷静に考えれば単なる電気代の無駄なんだけど、
それ以上に僕はなんだか楽しい気分になってしまう。
なんでだろうと考えると、ひとつ思い当たる。
それは、たぶん、人を喜ばそうとしてるってことなんだな。
だって、どんなに綺麗に家の外をイルミネーションしたって、
中に住んでる人たちからはあんまりよく見えないだろう。
それじゃあ何のためにやってるかって、決まってる。
あの光はみんなを喜ばそうとやっているんだ。
タダで、いやあるいはちょっとした損をしたとしても。
そう思うとなんだか嬉しい気持ちにもなってくる。
エンターテイメントとは、本来そういうもんなんじゃないかな。
PR
トラックバック
トラックバックURL: