このごろ、給食のことをよく思い出す。
やっぱりパンとかおにぎりもいいけど、
出来立ての温かいのを食べれるって最高なんだよね。
だけどそれは中学の給食のほうで、小学校はもう最悪でしたね。
まず器が金属製なんですよ。まるで囚人の食事みたいなヤツ。
で、金属製だから当然のように器は冷たいんです。
だからあつあつのスープを入れてもすぐに冷めてしまう。
しかも小学校ってみんな揃わないと食べれないから、
「いただきます」といった頃にはすでに手遅れな冷たさなんですよね。
だから給食嫌いでしたね。僕は。
それに小学校の給食はわけのわからないものが多くて、
しかも困ったことに残しちゃいけない。
メキシカンピラフってメニューがあって、
パエリアの出来損ないのようなメニューなんですが、
日本米にサフランとベーコンとレーズンぶちこんだピラフとかね。
ごはんにレーズンとかねぇよ。
もうこれホント美味しくない。
しかも残しちゃいけないんですよ。残すと先生に怒られるから。
だから吐き気を無理やり抑えて口に放り込むんです。
こんなことやらせるから僕は偏食になった気がします。
メキシカンピラフを考えたヤツはマジ許せねぇ……!
給食が毎日メキシカンピラフだったら、
たぶん僕は不登校になってただろうなぁ。
だけど、そんなメニューだけでもありませんでした。
ちゃんと美味しいものもあった。
カレーは当然として、やっぱりきな粉のあげパンが好きだった。
あれ、掴むと手が汚れちゃうから僕ははしで食べるんですね。
こう……あの絶妙なきなこ加減は神技だと思います。
メキシカンピラフ作ってるところが作ったもんだとは思えねぇ。
だけどこのきな粉あげパンって、食べたくてもなかなかないんだよね。
あんなに美味しいのに、なんでだろ。
パン屋とかに置いてあってもいいと思うのに。
と思ってネットサーフィンしてたら揚げパンの屋台発見。
「え、どこどこ?」と思って場所を調べると東京……
……そこまでするもんじゃねぇよな、揚げパンって。
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