「人の心というのは移り変わりやすいものです
あれだけもう二度とやらないといったのに、半年で気が変わった人物を私は知ってます
それが誰かはこの場では申し上げられませんが――
えぇー……古畑ジミ三郎でした」
というわけで、後編です。
なぜまた小説を書き始めたのか、今回はその話をしようと思います。
書かなくなって半年経った頃でしたか。
当時の僕はパソコン部のしがない部員だったんですけど、
その時の友人が「同人誌を書こう」と突然に言いはじめ、
僕もノリがいいので「やろうやろう!」と言って、それであっさり復帰。
「或る男の物語」という、
天才だけどダメ人間な主人公のミステリコメディを第2話まで書き上げたのは良かったのですが
ジミィ会議の結果あえなく打ち切り。
『ジミィ会議』
ジミィの頭の中に住む数人のジミィたちが、色々な意見やちょっとした小話などを言い合う状態。
フィナーレには総勢607人のジミィたちによる小銭のつかみ取り大会などが行なわれる(らしい)
そして、気付けば打ち切り作品が2桁の大台に……
さすがにこれはまずいと思った僕は、小説の書き方をネットで検索し、勉強することにしました。
それで勉強してみると。アイデア勝負だったと思ってた小説が、そうでなかったとか。
それから、絵と同じで下書き(プロット作り)もしなきゃいけないとか。
本当にいろいろなことを学びましたねぇ。
というか、勉強しなかったらたぶんこのサイトもなかったですねぇ。
そこからパソコン部のゲーム、もじゃジェネレーションの脚本を担当させていただいて
小説など色々と書きつつ、今に至るというわけです。
……まだまだ未熟ですが、振り返れば4年前よりもずいぶんいろいろなことを知りました。
小説を書くほど楽しい事もないので、僕はまだまだ書いていくつもりです。
よろしければ、これからもみなさんよろしくお願いしますね。
以上、昔話終わり。 Jimmy.T