最近では三題話しと聞くだけでいやな予感さえします。
それでは始めましょうか。
本日のお題。
フェチ
自然の摂理
微生物
相変わらずひどいお題である。
私はひどいフェチだ。
とは言っても、作者にそんな設定を与えられただけで、私自身フェチという単語自体も分からない。ここは無能な作者に代わって私が調べてやるのがいいだろう。
幸い、インターネットという文明の利器がここにある。調べるにさしたる時間は必要ない。
さて、調べた結果、フェチとは身体の一部や衣服などに執着や性的な興奮などを示すことを言うらしいのだが、見ての通り私のような紳士にはまったく縁のない話である。
しかし仕方がない、設定というものは絶対なのだ。だから私はフェチを演じなくてはならない。
ただ、問題は私がフェチだからどうしたとなることだ。
私がたとえここで「ナースフェチ」或いは「メイドフェチ」と名乗ったところで、導入部としてはどうだろうか。
少なくとも私は、そんな話は見たくないし興味もわかない。
更には自然の摂理と微生物という題まで待っているのだ、あの無能な作者がそれまで消化できるとは考えづらい。
ここは安易な展開でうやむやに終わらせるのが最良だろう。
目の前を都合よく男が歩いた。
私と彼は以前からいざこざがあり、彼は私を殺したいとさえいっていた。
彼が私を殺して、THE・ENDだ。
予想通りに彼は私を殺した。
奇妙で奇抜な殺害方法だったのだが、それを語るには時間が足りないので、作者に代わりひとつ言い訳を。
死は自然の摂理で、人間の体内には微生物がいるのだと、語らせていただきたい。
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