「こんにゃろーーッ!
このクソゲーがッッッ!!」
「ど、どうしたんだライ!
最近登場パターンがワンパターンだぞ!?」
「いやよぉ~、この前なんたらベストで
アーマードコアのラストレイヴン買ったんだけどよォ。
これが馬鹿みたいに難しいんだわ、ふざけやがって!!
全然進まないっつーの!スタッフは俺をなめとんのか!」
「まぁ落ち着けよ。最近ゲームやってなかったんだろ?
下手になるってのはよくある話だぜ」
「ち、違う!
何をいっているか分からないと思うが俺もよく分からなかった。
下手になったとかそういう問題じゃないぜ」
「ふ……そうかライ」
「!?」
「ジ、ジミィ・ティッケルか!?」
「ライよ、お前は今年で何歳だ?」
「じゅ、19だがそれが…?」
「そんないい歳した男が毎日キレるなぞ芸のない証拠よ。
味噌汁で顔を洗って出直して来い」
「っぐ!なかなか痛いところをついてくるぜ!」
「まぁライのキレキャラぶりは最近馴染んでるけどさ。
もとはお前結構クール系だったろ?
どうして今みたいになっちまったんだ」
「それは私が説明しましょう」
「う……ヒュー?!」
「やれやれ、久しぶりの出番ですね、まったく。
さっそくですが、この再現VTRを見てください」
「やぁ、私ダイジョーブダ博士ね
あんた何か困ってることあるね」
「え、俺すか?
いや別に特にないですけど……」
「そんなことはないね、ほら正直にいってみなサーイ」
「なんで語尾がころころ変わってんすか。
まぁ確かに、相方にキャラが弱いって言われたのは悩んでますけど
そればかりは博士にもどうにも出来ませんよ」
「そんなことない、任せるね!
お前さんのことをうんと濃いぃキャラにしてやるね」
「!?
う、うわぁぁぁぁぁぁ!?」
「…………」
「…………」
「…………」
「本当なのか、ライ」
「うーむ、そう言われればそんなこともあったような」
「それでヒュー、なにか治す方法はあるのか?」
「ないッ!!」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
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