「ふぅ……」
「どうしたんだライ、ため息なんかついて」
「いやさ、最近疲れ気味なんだよ。
目の疲れと肩こりがひどくってよ」
「大変だな、ブルーベリー食うか?」
「いや、家で嫌ってほど食ってる」
「そうか」
「…………」
(なんか気まずいなぁ、この雰囲気……)
「なぁ、サクラ」
「あ、あぁ。なんだ?」
「ゲーム、作らないか?」
「……ゲームか、懐かしいな
もじゃジェネの外伝……いや続編でも完成させようってのか?」
「いや、SRCはやめたっていったからな」
「じゃあどうするんだ、まさおでも作るってのか?」
「いや、ノベルゲームだ」
「ノベルゲームぅ!?
学園モノ書いてって頼まれて、
セガールとか麻薬とか出して怒られただろ!?
やめとけやめとけ、お前らにマトモなのが作れるはずが……」
「そこは任せておけ」
「ジミィ……ティッケル?」
「さすがに萌え萌えの学園ドラマは無理じゃろうが、
久々にわしが脚本をやろう」
「プログラムなら任せてくださいよ、多少は自信があります」
「私も……手伝う」
「お前ら……」
「サクラ、あとはお前の返事だけだ。
……どうする?」
「返事だって?
……決まってるじゃねぇか、聞くまでもないだろ?」
続く
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