「うぉぉぉぉぉ!?」
「ど、どうした、ライ!」
「サクラ大戦3が……ベスト版だと……
俺が買ったときは中古で5000円以上したのに……
3000円だと……しかも新たな特典がつくだと……
うぉぉぉぉ、ひぐらしどころではなーーーいッ!」
「いや、落ち着けよ、落ち着け……ひぐらしでもやって落ち着け」
「落ち着けるかァ! この怒りを、俺はどこに向ければいい!」
「なぁ、そんなに大変なことなのか? 差額2000円くらいだけど」
「一般人には難しいですね、
あの新作で買ったソフトが
1ヵ月後くらいに半額以下に暴落するがっかり感は」
「好きで買ったんだからいいだろ、楽しめたんだし」
「うがぁぁぁ、ひぐらしどころじゃねぇよ! いやホント!
麻雀でも打ってこの悲しみを力に変えるしかねぇよ」
「北斗の無想転生かよ」
「あー、ちょうどいいですね。ひぐらしの麻雀ゲーム出たらしいですよ」
「は……?」
クリックで公式サイトにリンク
「なんで、ひぐらしが麻雀なの?」
俺、てっきりコナミのサイレンみたいなゲームか
バイオみたいなゲームで出ると思ったのに
それかタイムクライシスみたいなガンシュー、
ゾンビになった村人をマシンガンで殺しまくるんだよ、
レイジングストームみたいになッ!」
「つーかキャラが、絵ちがくね?」
「なになに、脱衣なのか?
大石とか富竹が脱ぐの別に見たくないんだけど」
「し、詩音ちゃんは出るのか!? ……はぁはぁ」
「ひぐらしをそこらのエロゲーと一緒にしないでください」
脱ぐのがよけりゃホットギミックでもやってくださいよ」
「詩音がぬがねぇなら興味ねぇよ、くそっ、ぬがねぇのか
オヤシロサマのたたりで、なんとかならねぇかな」
「そんなタタリあったら嫌ですよ!」
「つーかさ、公式サイトのクセに
ほとんどゲームに触れられてないんだが、どんなゲームなの?」
「実は僕もやってないんですが、友人のエノン氏がやったところ
ストーリー形式の2人対局麻雀みたいですね、イカサマありの」
「ほぅ、イカサマか」
「イカサマ強いよなー、2の2のテンホーとか、ツバメ返しとか」
まぁ実戦なら左手芸だな、麻雀やるときは気をつけろよ」
「左手芸?」
「あぁ、手牌からいらない牌を2枚抜いて、それを山とすり返る技だ。
結構簡単だし、最初のときとかみんなリーパイしてっから結構有効なんよ
山もあらかじめ積みこめば有効牌が確実に手に入るし」
「なるほど……はっ!
テメェ、このまえの麻雀のときそれやったろ
どうりでおかしいと思った!」
「やってねぇよ、証拠見せろよ!
なんじなんぷんなんようび! 地球がなんかい回ったら!?」
「ガキか……」
「で、面白かったのか?」
「なかなかよさそうでしたよ、ただ、ひぐらしだけに
何というかアレなオーラが漂ってましたけどね
ま、兎よりはまともな麻雀できるかと」
「あー、オタクどもな。オタクはどこいってもオタクだから
オタク趣味が悪いんじゃなくて、オタクはオタクっぽいよな」
「頭悪い会話だな、塩は塩っぽいと言ってるようなもんじゃないか
つーか俺らもオタクだろ、どうみても」
オタクといえば、さいきんオタク同士で結婚するのが流行ってるな」
「そうなのか、お前の情報はあてにならんからなー
大体、真のオタクは、
「ふん! この程度のオタクか、片腹痛い!」」
「このオタク痛すぎるわ」「抱き枕が嫁とかねぇよ」
と、嫌オタのスタンスだろ」
「まぁ、僕にいわせればオタクも多様化すぎてなかなか難しいですね」
「メイドカフェとかさ、わかってねぇよ、
真のオタクはもうメイドカフェは見切ってるね、ぶっちゃけいまは
ロリカフェ、これしかねぇって。6歳から10歳までの幼女が
「パパー」とか「おにいちゃん」とかいいながら
メイド服姿で必死にお茶持ってきてくれるの、くぅー! いいね!
これ流行るわ」
「6歳とかそれ完全に労働基準法違反じゃないですか、
だいたいメイドカフェの店員を幼女にすげ替えただけじゃないですか」
「それ言ったらフルハウスのミシェル役をやった
オルセン姉妹はどうなんだよ
幼女なのにホームドラマでしかも主役クラスの一人じゃないか」」
「うぐ、確かに……
しかしですね、そんないかがわしいカフェに
子供を働かせるような親は……」
「都市伝説によると日本人の7割がロリコンらしい。
日本人のだぞ、日本人男性じゃなくてな。
わかりやすく日本の人口を1億人として、7000万人がロリコンだ。
わかるか? 日本はアメリカも真っ青なロリコン大国だ。
しかし、俺たちロリコンは幼女を傷つけるようなことはしない。
あくまで紳士的に見て愉しむのだ、それが宇宙ロリコン同盟の血の結束なのだ」
「うちゅう……ろりこんどうめい?」
「だいたいヒューよ、ロリコンとはなにかはっきりいえるのか、
5歳の男の子が7歳の女の子好きになるのはロリコンか、うらぁ!」
「勘弁してください、僕が悪かったですよ、
なんでひぐらしレビューがこんなロリコン談義と化してるんですか」
「まぁ、いつものことだ気にするな」
「というわけでひぐらしレビューはこれで終わりな」
「…………」
「…………」
「……あの、ひぐらしレビューが終わりと聞こえたんですけど」
「言ったよ」
「いやいや、レビューしてないじゃないですか、これ」
「ポリスノーツやってたら時間過ぎちゃったんだよ
なんかいやっても最後のシーンは感動するわ
ヒュー! 俺たちはいい相棒(パートナー)だったよな!」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
PR
トラックバック
トラックバックURL: