「よい子のみんなぁぁぁぁ
ひぐらしレビューの時間だよぉぉぉ」
「開始早々から騒がしいですね」
「さぁ前回のポーカー対決で惜しくも敗れた帝王魅音。
しかし帝王も黙っちゃいなかった、
朝早くに圭一を電話で呼び出しリベンジマッチを要求する。
よいこのみんなはもちろん前回のエピソードを覚えてるよな!」
「前回って……
前回が1年以上前ですからまったく覚えてないですよ、読者も僕も」
「うるせーー!!」
「ええええっ!?」
「えー、本日の部活は現金輸送車を襲うことです」
「ちょ……いつからこの作品はグランドセフトになったんだよ」
「何か聞きたいことは」
「そんな襲ったら洒落にならないよ!」
「目標は10億円です」
「聞けよ!」
「ん~、困ってるようだなブレンダ(ビバリー・ヒルズ風に))
「なんかおかしいよ、このひと!(あと俺はブレンダじゃねぇ!)」
「これがヒナミザワンジョークさ、AHAHAHA!
(笑い方はアメリカ風に、開いた両手をくの字に伸ばして大声で!)」
あんまり笑えないヒナミザワンジョーク
「とりあえず強盗はやばいということで、
村から街のほうにサイクリングして、おもちゃ店につきました、と
で、ゲーム大会に参加します、と」
「オーゥ、グーーッド説明ね、ヒュー」
「いつまでやってんだ、おめーは」
「おもちゃ屋の決戦! 血走る視線! 5万円をめぐり醜い戦いだぜ!
帝王魅音! 策士圭一! 他3名! 己の血もうずくわぃ!」
「にしてもゲームやってばっかだな、
ひぐらしってホラーじゃなかったのか?」
「ひゃっはーッ! うひょーーーッ。イッヒヒィ!」
「誰も死なないじゃねーか、なぁヒュー、ヒューってば」
「テメェら黙ってプレイしろ!」
「はい……」
「はい……」
「とりあえず気になったのがこのポスターの絵が
どうみてもデュエルマスターズにしか見えない件について」
「本編関係ねぇな……おい」
「だってよぉ、そんなネタバレしまくっちゃ悪いだろ
……っていうか、ホント部活(ゲーム)やってるだけだし、
面白いとか以前にあんまりレビューに向かなくね、ひぐらし」
「お前はカイジか! と思うほどいろいろゲームをやっている。
ひぐらしって実はそういうゲームなのか?
「にしてもなんかダムとかそういう話があった気がするが、
あの話もどうなったんだ」
「なんかダム建設の話はまったくなくなってるよなぁ」
「さて部活もやっと決着ついた、次のエピソードに進む、と……」
「また部活かよ!
なにこのスパロボで戦闘パート終わったら
会話もそこそこに次の戦闘パートになったような理不尽さは!
あぁっ! もう俺がひぐらしのジャンル決めるとしたら
ときめき青春部活ゲーだねッ! ぜんぜんこわかねぇよ!
部活ばっかりじゃねぇか、部活だよ! 青春だよ!
帰宅部の俺にはわからねぇよ! リア充め! ぺっ!!
どうせ俺はウチ帰ったらアニメ見るかゲームやるかの毎日だよ
文句あっかッ!?
もう怒った! このエピソードを1行で終わらせてやる
どうだ、勝ったっ! ひれ伏せッ!
結局圭一が負けて、バツゲームはメイド服でかばん持ちでした。
こういうしかないんだよ、他にどう表現すりゃいいんだよ」
「ライさん……」
「なんだ!」
「ぐだぐだ感がひどくなってますね」
「うぐぅ!」
「ライの言うことなんて信じないで
よい子のみんなは是非とも買ってプレイしてくれよな」