「ひぐらしレビューです……」
「お、おい、どうしたんだよライ、
そんな突然に最愛の人を失って
どう生きたらいいか分からない未亡人みたいな顔して!」
「いや、このレビューのファンレターっつーかお便りもらったんだけどよ
【ライさんっていつも叫んでばっかりですよね、ちょっとクドイです】
とか書いてあってよォ、俺、自信なくしちまったぜ……」
「気にすることはないですよ、
ファンなんて好き勝手のたくってるわけですからね
まのはらしんやも、リリカルなのはストライカーズのシナリオを
俺の小説よりひどいとか言ってましたからね、ファンは自分勝手です」
「あぁ、あれは続編ってので苦労してたんだろうな……
ストⅢでアレックスっていう新主人公がいるんだけどよォ
リュウが出てるとやっぱり主人公はリュウって言う世間様の認識でさ
なのはも同じなんだよ、新キャラを主人公にして苦戦してたんだよ」
「いや、ストリートファイターならいいでしょう
アレックスもストリートファイターって言う設定ですし
なのははタイトルがリリカルなのはなのに、
なのは以外が主人公みたいなのはいかんのでしょう。
これはなのは詐欺だ!」
「なのはなのはって、魔法少女とか幼女向けアニメだろ……
少し冷静になれよお前らは……」
「大きなお友達向けですよ、どうみてもあれは。
というか、なのはって深夜番組だったんですよ。
本気であれを幼女向けアニメとしてつくってるんでしたら、
プロデューサーの脳髄の出来を疑いますね」
「カードキャプターにおじゃ魔女とプリキュアも見てたんだ
魔法少女モノと言われて見ないわけには行かんぜ!」
「まぁ、なのはの話はそのうちやるとか言ってたので、
これくらいで切り上げましょう」
「つーわけでひぐらしレビューだぜぇぇぇぇ!」
「あいかわらずのテンションですね」
「おお、さいきんひぐらしおもしれぇからな!
これでBGMがもう少しよかったら……
あと、効果音がフリー素材なのかチープなんだよな、
そこら辺の演出はホラーとしては惜しい気がする
とりあえず、ロードを選んで俺はゲームを開始した、バリバリ」
「……は?」
「バリバリ」
「…………」
「違うよ……! バリバリ!」
「おい、ライがおかしくなったぞ、過労か?」
「ようやくですか」
「ひでぇな! つーかこれ本編にあるセリフなんだよ! バリバリ」
「このバリバリって、たくあんを噛んでる音らしいな」
「……いや、俺も揚げ足取るのそんなに好きじゃないんだが
(本当は大好きだがね!)
なんでセリフにバリバリってあるんだ、
普通に解釈するとバリバリっていいながら
たくあんを食ってることになるぞ」
「なんかあれ思い出しましたよ……
【バシッ、ドッガ、アイツは死んだ、スウィーツ(笑)】
こんな感じのスウィーツ小説」
実際これに笑って5分くらいプレイがすすまんかった
バリバリって……くっくっ」
「んなことしてるから延々とこのレビューが終わらないんだろ……
とっととプレイしろよ!
お前ホントはひぐらしそんなに好きじゃないだろ!」
「というわけで、村に起こる奇怪な事件ですが
毎年綿流しのお祭りの日
一人の人間が殺され、一人の人間が行方不明になるという
事件が起こる
この事件は5年前からきっかり綿流しの日に起こっている。
これは偶然なのか、ちょうどダムの計画が持ち上がった5年前
さぁ、盛り上がってきたぜ……
とりあえず、この時点で事件について推理してみるか
ほら、お前らそこのルーズリーフにボールペンで答え書いてみろ」
「金かかってねぇなぁ! 回答用のパネルとかないのかよ!」
「経費節約です」
「…………」
「…………」
「よし、俺も書いたぜ。
まずはサクラからな」
「俺が思うにどうみてもオヤシロサマとかいねぇし、祟りとかねぇよ
どうみても人間の犯行だろ?
羊たちの沈黙のレクターとか
切り裂きジャックこと、ジャックザリッパーみたいな手合いに違いない
子供時代、孤立した村で外界のことなど知る由もない男が、
なんかの事件が元でオヤシロサマを騙って人を殺すんだよ
で、そのもとになった事件はダムに関係してるんだよ
ダムを作るため、最愛の娘の墓を荒らし、工事を始めるものたち
男は黙っていられなかった、怒りに震え咄嗟に食い殺してしまう
結束の固い村人たちは男のしたことを黙ることにした
結果的にダム工事は延期となった、村人たちはその男に敬意を表し
一年に一度、お祭りの日に生贄を献上するようになる……」
「…………」
「…………」
「一応理にかなってるんだぜ?」
「どこが……」
「行方不明って言ってるのは、その男が食ってるからなんだぜ」
「なんで二人生贄に差し出さないで、一人は殺してるんです」
「さぁ……」
「つーか、食ってるのか、骨まで食ってるのか?
人間の肉を食うやつは聞いたことがあるが骨はないぞ!?」
「どっかの犬にでもあげたんじゃねーか?」
「ひどすぎだろ! ねーよ!
どんだけ頭にうじ虫がわいたらそんな答えが出て来るんだよ!
乳幼児だってもっとマシな答えを返してくれんぞ!」
「なんだよ、じゃあライが答えろよ!」
「その前に私からいいですか」
「おう、言ってみろ」
「実は○○で○○なんですよ、で、○○だから、○○なるわけです。
僕も実際は○○になるとは思ってなかったので○○でしたけど……」
「おい! どこの世界に推理といってネタバレするヤツがいる!」
「いや、もうクリアしてるんで、推理も何も……」
「サクラ、情報の隠蔽を頼む」
「なんとか、伏字には出来たぜ……
さて、次はライの番だ、これ以上ヒューに語らせるのはまずい」
「よし。俺は、オヤシロサマはいると思う……」
「ほぅ」
「オヤシロサマは神様なんだ、だから何でも出来るんだよ
だからトリックとか真面目に考えてもしょうがないんだ
人間の仕業だと? 前原以外にそう明言してるやつが居たか!
神様の力なんだよ、神様なら人間ひとり消して殺すくらい
簡単なんだよ! 考える必要ないんだよ!」
「全否定っすか……」
「とりあえず、いまいちひぐらしって怖さが足りないんだよな
非日常的な怖さがないんだよ、
その気になれば逃げれんじゃんと思っちゃうんだよな~。
圭一が殺されるかもしれないって怯えるシーンがあるんだけど、
別に村から出れないとかそんなことは全然ないんだよ
だから、逃げようと思えばちょっと貯金を使って逃げれるんだよ
ホントに追い詰められたならそうすると思うんだけどな
村にいることに固執する理由がちょっと弱かった気がする」
「魅音がヤクザの娘だって!?」
「そう、魅音がヤクザの娘だ……はぁっ!? なんだ! おい!
どういうことなんだ! 聞いてないぞ俺は!」
「やーさんかよ……おい
魅音がヤクザの娘って……おい、待てよ……
ヤクザ→ドラッグ→臓器売買→鬼隠し?
まさか鬼隠しって、ヤクザによる臓器売買を目的とした誘拐事件じゃ」
「馬鹿な、じゃあなんで人を殺す必要があるんだ
さっき俺に言っただろ、なんで一人を殺して、一人を行方不明に……
はっ! 詩音(俺の嫁)がこんなことを!」
「そう、模倣犯である必要があった。
そしてトミタケは喉をかきむしり、
自分の血に溺れて死んだのだ。
死因は失血によるものではない、溺死だったのだ!」
「そんな馬鹿な自殺、聞いたことないぞ!!」
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政府の運用する研究所で、第三世代の子供たちが生まれようとしていた。
かなり前から人口管理のために生殖は完全に禁止され、政府直轄の研究所が試験管から子供を作るようになっていた。
効率化された国家管理プログラムにより、老人問題も、少子化も、なくなった。
国家管理プログラムが適正な人口ピラミッドになるように調整したからだ。
あぶれたものは、みな、殺された。
いまや政府の子供たちがほとんどだった。
少子化を補填するために作られた彼らは、安い賃金で国家に奉仕した。
家族もなく、趣味もなく、ただ労働を繰り返した。
幸か不幸か彼らはそれに苦痛を感じなかった、そういう風に教育を受けてきたからだ。
長い間をただ黙々と働き、国家に貢献する。
やがて老人になり、殺されたが、特になにも思うことはなかった。
「今日はひぐらしレビューは休みです。
ライさんが、急用だとかで……」
「ハードディスククラッシュだよ!
画面真っ青だよ! ふざけるんじゃねーよ!
高校生の頃にバイトして買ったマシンだから、
けっこー思い入れがあるんだよ!」
※ノンフィクションです結局フォーマットしました。
「バックアップとったばっかりなのにね!
またCDをうん100枚も取り込みなおすとかねぇわ。
俺のエロゲーコレクションも全滅だよ!
どうしてくれるんだよ俺の青春!」
「さ、さぁ……」
「この人気コンテンツを休むのは確かに気が重いぜ、
全国10000億人のファンを裏切ることになるからな……」
「ちょっと、見栄張りすぎてませんか……?」
「ひぐらしレビューの時間だよ」
「先週はひどかったですね、えぇ
今週はポリスノーツレビューしないでくださいよ」
「わかってるつーの、俺もそこまで中毒者じゃないっつーの
というわけでお祭りだぜ」
「綿流しのお祭りですね、やっと。
長かったですよ、実に6回目のレビューにしてやっと……
(うち一回はレビューしてないがな!)」
「それにしても祭りのくじってあるじゃねーか
あのどーどーと最新ゲーム機とか飾ってるヤツ
本当に1等とか出るのかよ、1等どころか
俺ははずれの駄菓子しか当てたことねーぞ
大人になったら大人買いして真相を暴いてやるとか意気込んでたが
こうして大人になると馬鹿馬鹿しくてやらんな、
フツーにゲーム屋で買ったほうがいい。ポイントも還元されるし」
「すこぶるひぐらしと関係ない話ですね」
「しかし、今回はがらりと雰囲気変わったなぁ
青春部活ゲーがさながらサイレンのようだったぜ
そのうちサイレンならねぇよな……赤い雨とか」
あまりに怖すぎて子供が泣きまくったので
放送中止になったホラーゲーム”サイレン”のCM
「というかようやっとダムの話とか出てきたよ
しかもね、失踪事件とかオヤシロサマの祟りとか
つーかオヤシロサマの祟りって村人が食人文化があって、
そのへんの街とかから誘拐したらしいしね
ホントこの村の人間は腐ってるわね」
「人肉とか美味しいのかよ」
「子供とか女の肉は美味しいらしいよ
たしかイギリスの殺人肉屋が言ってたよ」
「ここにきて一気にホラーゲームの様相を呈してきましたね
ジャンル変わりすぎですよ……
詩音も性格変わりすぎですよ……」
「偽詩音と詩音の違いが分からんしな
それにしてもヒナミザワが食人鬼の街だとはな
オヤシロサマより正直そっちのほうが問題じゃねぇか?」
「まるでジャック・ザ・リッパーの大バーゲンだな」
「しかも封印された拷問道具の山!
どんだけカルトなんだよ、そのうちSDK様が夏休み利用して
調べに来るぞ」
「はぁ」
「それにしてもオヤシロサマだけじゃなく住んでる人間もあれとは
雛見沢とかもう破壊したほうがいいんじゃねぇのか
SDK様に頼んで」
「うなっぎぃぃぃぃぃぃ!」
「……お前ほんとサイレン好きだよな」
SUDA KYOUYA(須田恭也)なのでSDKです。
オカルトサイトで彼が使ってるハンドルネームです。
誰が呼んだかジェノサイダーと呼ばれ、
生贄の巫女の血を得たことによって不死身になり
宇理炎と呼ばれる命と引き換えの最強武器を装備して、
不死身なので何度でも使いまくります。リアルチーター。
やっと祭りが終わりました。
情報が多すぎて正直、混乱してます。
雛見沢はむかし鬼ヶ淵で、いろいろあって鬼と共存しました
その子孫が、いまの雛見沢の村人だそうな。
綿流しの綿って、実は臓物のワタのことだよ!
部活がいまのところストーリーと関係ないよ、
サイレンっぽいというか、ホラーっぽくなって大変に喜ばしい事態です。
この調子で殺人医とか、ヘタレとか、ジェノサイダーを(ry
個人的には圭一がジェノサイダーエンドみたいになれば(ry
どうみてもふざけてレビューする要素はありませんでした
本当にありがとうございました。
忙しいと言うか、夏休み中というか、あれなあれです。
しんやです。
素晴らしい、読書時間が従来の400%ですよ。
アイム ア ブッカーですよ。
レッツゴー ライブラリィですよ。
金かからない最高の施設ですね。
さいきんでは俺の銀行の残高が前月比で20%ほど低下したなどと言う
非常に個人的な話やらしかないのですが、
年金払うようになって毎月1万5千円も払ってたのかとか
「じゃあいくらもらえんのさっ」と
年金について調べてみたら俺の世代、いま20歳前後の人は
「はらった半分しかもらえません、へっ」って記事を読むと
本気で払わないで銀行か何かで低リスクな資金運用をしたほうが
マシな気がしてきて、年金はとっととやめて欲しいと思う今日この頃。
というかあれじゃん、老後に向けて国が低リスクな資金運用をして
いろをつけて返しますよって制度なのに、なんで減ってるねん。
10000円預けたら5000円になって還ってきました^^;
とか、ダメだろ。そりゃ年金はらわねぇ人増えるよ。
もういっそ年金制度なんてやめればいいと思う。
じじばばになったら、ご近所で、家族で、助け合えばいいじゃないか。