雛見沢にある古くからの祭り、綿流し
それは鬼と交わった村人たちが、人をさらい
無残にもその臓器を食らう残酷な儀式
その風習は時代とともになくなったと思われたが
政府が画策したダム工事の計画が引き金となり、
残酷な儀式は、現代によみがえった。
圭一は祭りの日に禁忌を犯して
知り合いだった富竹、鷹野、詩音らと村の神殿に入ってしまう
その翌日、富竹と鷹野が不審な死を遂げる。
圭一と詩音は、事件の真相を調べ始める。
その過程で知ることとなった事実。
政財界に強大な力を持つ一族、園崎。
一連の事件は詩音の姉である園崎魅音が起こしてるものなのか……?
「俺はライ、
30年前、ゲームメーカーののKONMAIでスタッフとして働いていた
もっとも、クソゲーのデバッグで開発室を彷徨っていた俺には
わずか数年前のことにしか思えない、まだ生々しい記憶だ
妻や友人、仕事……なにもかも30年前に置いてきてしまった
あの事故で過去を失った俺は、この古びた村、オールド雛見沢で
ネゴシエーターまがいの探偵をしている。
幼女誘拐やオヤシロサマとの交渉(ネゴシエート)
身代金の仲介、脱獄犯の逮捕など……
やばい依頼ばかりだ
だが、俺みたいな過去をなくした男には
そんな世の中の膿がなければ飯も食っていけない
せいぜい腹いっぱいになるまで頑張るしかないか」
「あの……」
「さて、依頼人が来るまでなにをしようか」
「は……あの……」
「……机の上にはアイツ(彼女)との写真」
「いつまでポリスノーツごっこやってるんじゃぁぁぁぁ!」
「ふぎゃぁぁぁぁぁ!」
「珍しく真面目な始まり方だと思ったらこの様か!」
「いや、ポリスノーツのあらすじモードを意識してみた」
「ポリスノーツはマジで神作品ですよ
マジで神作品っていえるのはあれくらいですよ」
「こんなに笑ったのは久しぶりだ、
はーっはっはっは(トクガワ風に)」
「ポリスノーツ未プレイの俺はわけわからないんじゃ!」
「というわけで、ひぐらしをスタートするぜ」
「俺ひぐらしやってから人間不信になりそうだよ、
いやマジで」
「人間不信って言うのは、
レッドウッドの爆弾解体のことをいうんですよ
あいつ俺は絶対に青にするとか言って、
しかもそのシーンの直前でわざわざ回想シーンまでしやがって
あれは騙されますよ! どうみたって、気付かないですよ!」
「まじアレは騙されるわ、
俺は初回は別にレッドウッドを信じてなかったが
その頃ちょうどやってたコナンの映画で、
爆弾解体のシーンがあったんだよ
それでヒロインの蘭が、赤を切れって言われてたのに、
運命の赤い糸を切りたくないからって青切って生き残ってたから
俺もあやかろうとしたんだよね。そしたら大爆発だよ! ふざけやがって!
最初からやり直しじゃねーか!」
「つーかお前らポリスノーツの話ばっかりしやがって、
少しはひぐらしの話をしろ」
「というわけで、ひぐらしレビューするぜ
断っとくが、今回もすっげぇマジなんで、ボケる要素がないわ」
「ボケなくていいですよ、ひぐらしでそんな無理してボケなくても」
「つーか部活部活で青春を謳歌してたら、
なんでこんなホラーになるんだよ!」
「いやーホラーゲーですから、本来は」
「詩音が出てやって萌えキャラが出たって喜んだんだぞ
レナは1部でいかれてたし、魅音は腹が黒すぎるし、
俺はロリコンじゃねーから佐都子と梨花は論外だし
やっと萌えられる詩音が出てきたと思ったらこれかよ!」
「というわけで、今回は大石さんがたくさん出たんで
大石ファン延髄ものですね、よだれずびっ!」
「いねぇだろ……そんなの」
「とにかく、鷹野と富竹が死んで
圭一と詩音が、電話で二人でなんとか生き抜こうと決意するんだが
大石から詩音は事件の翌日に失踪してたことを知る。」
圭一:えwwwじゃあこの電話の相手誰よwwwww
「動揺する圭一、聞いてみると詩音は
くけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけ、
けけけけけけけけけけけけけけ、
けけけけけけけけけけけけけけ、
けけけけけけけけけけけけけけ、」
「と残して、電話を切った。
もしこれを、アニメか映画で再現したら疲れそうだな……
なんかい”け”って言ってるんだよ……」
「あぁ、魔理沙は大変なものを盗んでいきましたを
カラオケで歌うくらいしんどそうだな」
「しんどいっていうか、こんなに”け”ばかり言ってると
不気味って言うか……なんか笑っちゃうよな、想像すると
つーか、くけけなんて笑い聞いたことねーぞ。
というわけで、死亡フラグびんびんの圭一です。
しかも、両親が留守って、ぽろっと言っちゃうし。
次回はたぶん魅音が圭一を殺しに来て、
またバッドエンドになりそうな予感がする
そしてまた梨花がお疲れ会に出てきて、
これは壮大な物語の序曲に過ぎないのですとかいう気がする。
また序曲かよ! いつになったストーリー始まるんだよ!」
「……ま、まぁ来週になれば分かることだ」
「おぅ! 楽しみにしてやろうじゃねぇか!」