「やーみんな、久しぶりのひぐらしプレイ日記だよ☆」
「なんだライ、そのテンションは……」
「いやさ、正直辛いんだよねひぐらし。
話もどんどん暗くなってくるじゃん……
俺だけでも明るく行こうと思って……」
「まぁそりゃホラーだからな、
むやみに明るくするわけにもいかんだろ」
「そういうけどよ、
こういう暗くてまじめな話はすごいレビューしづらいだろ。
オチも全然分かってないのにリアルタイムで何を語れって言うんだよ
企画からして無理なんだよ! 誰だこの企画考えたヤツは!」
「そんなこといっても始まらないだろ、とにかくレビューしようぜ」
「なんか理不尽だ……!」
「とにかくストーリーも終盤に近づいてるんだが、
特にレビューすることも思いつかないので、
行数を稼ぐために状況をまとめよう。
行数を稼ぐために箇所書きでな!」
・お隣のレナちゃんがストーカーになった
・お隣のレナちゃんはスパイ並みのストーカーになった
・お隣のレナちゃんは前の学校では金属バットで窓を割りまくった
・お隣のレナちゃんは窓のついでに金属バットで友達を殴った
・お隣のレナちゃんは『あははははは……』と長文台詞を何度も繰り返し
(しかもクリックで飛ばせない)著しくゲーム進行を遅らせた
・↑がうっとうしいのでスキップしたら飛びすぎた
・トミタケさんのガリガリ事件は薬のせいじゃないって言ってたが薬のせいだった。
・ミオンはなんかレナのついでみたいな感じがある
・野球のためにバットを持つのは許される。宝探しのために斧を持つのも許される。
「とにかく俺のいいたいことはたった一つ、
たった一つのシンプルな意見だ。
レナは『あははは』言い過ぎる……」
「語るべきところはそこなのか……?」
「とにかくもうこれ以上語ることはないな
終盤に入ってるはずなのにちっとも謎が解決してないし。
……実を言うと、俺は心配になってきたんだ。
このままジミィ・ティッケルの小説みたいに
有耶無耶に終わったらどうしようって」
「いや、あんなにひどい終わり方はしないだろ、人として。
ひぐらしってほら、コンシューマにも移植されたしアプリにもなったんだ
もう少し信じてプレイしてみろよ」
「わかったよ、俺……頑張ってみる!(ストⅢのあとに)」
「なんか言ったか?」
「滅相もない!」